イラスト 五月の風とこいのぼり

五月の風とこいのぼり
Wind in May

2008年 透明水彩 墨 水彩色鉛筆
Water color, Sumi ink, Water Colored pencil.

青空に泳ぐ
さわやかな風を受けて
そんな姿を見かけると
ちょっぴり幸せ

※こいのぼりをテーマにと、アイデアを練っては放置、のくり返しで、気がつけばもうすぐ5/5。ワォ!なんてこったい。と言う事で描いています。締め切り日は大事ですね。
○ほかにも、[こいのぼり]をモチーフに描いています。今度はひと味ちがいますよ>> No.48 ごきげんようです。
ちなみに[五月のイラスト]は、EMERALD Lineにあります。
No.29 草原情歌 です。

拡大画像>> 上のイラストまたは、ここをクリックして下さい。別窓で開きます。

♣こいのぼりの風習について調べてみました。
ちょっと長いですが、参考にどうぞ。
端午の節句は、けっこう歴史が古くて、もともと男女一緒の行事だったとは驚きました。
江戸町人文化おそるべし。

♦由来
江戸時代の中頃、裕福な庶民の家で、吹流しに鯉の絵を描いたのが始まり。端午の節句のひとつで中国の故事「鯉の滝登り」が由来。男の子の立身出世を祈願したもの。

♦歴史
武士の家では奈良・平安時代から菖蒲の節句(邪気を避け、悪魔を払う風習)として行われていて、鎌倉時代からは、鎧や兜を奥座敷に玄関には幟を飾っていた。
江戸時代になると、商人の家では、武具の模造品と五色の吹流しを飾っていた。一部の間で登竜門の故事にちなみ、吹流しに鯉の絵を描きはじめた。それが広まり現在に至る。

最初は真鯉のみで、明治に緋鯉が、昭和に子鯉が追加されて現在の形になる。
竿の先に回転球や籠玉、その下に矢車を付けて、5色の吹き流し、大きさの順に、真鯉(黒色 父)、緋鯉(赤色 母)、子鯉(青色 子供)を揚げる。
江戸時代に、端午の節句が祝日になり、それまで男女一緒に行っていた節句(5月1日から5日)が、上巳(3月3日)が女の子の節句、端午(5月5日)が男の子の節句となった。
参考文献:Wikipedia ほか

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