2015年 透明水彩 水彩色鉛筆
Water color, Colored pencil
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ある日、大神ゼウスは、水浴をしている女性をのぞき見していた。
あまりの美しさに、ゼウスは心を奪われてしまった。
その美女の名はレダ。スパルタ国ティンダリオス王の妃である。
ゼウスはなんとしてもレダの気をひきたい。自分のものにしたい。
彼女が人妻だろうとお構いなく、まして自分にも妻がいるのもなんのその。
そこで、白鳥に変身して、
レダのもとへ飛んでいった…
「レ〜ダ〜ちゃぁ〜ん・」
〜はくちょう座のギリシャ神話より
※「はくちょう座のギリシャ神話」を要約しました。大神ゼウスを「うる星やつら」の「諸星あたる」に置き換えるとイメージしやすいのでしょうか。
この後、ゼウスは妻の女神ヘラに「ダーリン、ウチというものがありながら、何してるっちゃぁぁ〜！」電撃ビリビリビリ〜！！とはならず、レダは2つの卵を産み、その1つからゼウスの子が誕生した。
後に絶世の美女といわれる娘のヘレネである。
もう1つの卵からは、スパルタ国王の双子が誕生した。
今回は、夏の星座 北十字「はくちょう座」の二重星アルビレオをモチーフにしました。
▼はくちょう座一口メモ
緑と赤に輝く二つの星アルビレオは、その美しさから「天上の宝石」といわれています。
位置は地球から386光年。
はくちょう座にはこの他に、1等星の白色超巨星[デネブ]と、11.4光年の位置にある[はくちょう座61番星]などの有名な恒星があります。
特にデネブはベガ、アルタイルと共に「夏の大三角形」を描いています。